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今後どうなる?消費者金融業界

規制強化がきっかけで業界再編の幕が開いた!

「上限金利引下げ」と「総量規制」のダブルの規制強化が消費者金融事業者の経営基盤を直撃!
プロミスと三洋信販の経営統合の決定で消費者金融業界では再編の幕が切って落とされました。プロミス(貸付残高三位)と三洋信販(同七位)が今秋統合すれば、貸付残高2兆円となり、アイフルを抜き業界首位に立ちます。これに危機感を抱く、アイフルや武富士といった独立系大手も同業他社との再編に動くとみられるため、改正貸金業法が施行される09年末までには業界地図が一変するでしょう。

昨年12月に成立した改正貸金業法は「上限金利引下げ」と「総量規制」のダブルの規制強化で、高コスト体質の消費者金融事業者の経営基盤を直撃しました。09年末以後、その多くが淘汰され、生き残るのは大手2社か3社といわれています。それがはっきりしているため、より大きな傘の下に逃げ込もうと、今回のような出来事が頻繁に起こるようになるでしょう。


裏側で三井住友銀行がシナリオを書いた?

プロミスと三洋信販の場合は、経営規模で劣る三洋信販がプロミスにTOBされるという形をとりますが、実際に裏側で働きかけたのは三井住友銀行だったといわれています。同行はプロミスに20%出資しているうえ、三洋信販にも社長を送りこみ、ともに親密な関係を作り上げています。その関係を利用して自陣に取り込もうとしているようです。


プライドの高い三菱UFJフィナンシャルグループも黙っていない!

一方、この攻勢を受けて三菱UFJフィナンシャルグループも消費者金融事業の再編を検討せざるをえなくなっています。同グループは業界の雄であり、リテール分野では三井住友フィナンシャルグループに匹敵する実力者です(三菱UFJニコスだけで3700万人のカード会員をもつ)。そのプライドが許すはずがありません。そこで様々な手段で対抗すると予想されます。


アコムの逆襲が始まりメガバンク色に染まる!

消費者金融事業者にとって上限金利引下げの痛手は大き過ぎた!
まず、三菱系のアコムが再編を仕掛けてくるのは必至でしょう。アコムが狙うのはどこでしょうか。独立系のアイフルか、武富士か、上限金利引下げにやる気をなくしているCFCJ、GEキャピタルなどの外資系か、または中堅業者をまとめて引き抜くといったことも十分にありうるでしょう。

いずれにしろ、今後、消費者金融業界も、メガバンクの下でそれぞれ大手、中堅事業者の系列化が進むといった状況になるでしょう。クレジットカードも消費者金融業界も、リテールはすみずみまでメガバンクの色で染め上げられることになるといえます。利用者からすると利便性の向上にもっと力を入れてほしいのですが、当分は陣取り合戦に付き合わされそうです。

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2007年11月07日 21:03に投稿されたエントリーのページです。

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